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入居者証言動画完成のお知らせ
ゆいの会ではこのたび、「十坪住宅での暮らし 元入居者田中高江さんの証言」と題した証言動画を作製しました(13分01秒)。
昭和19年に18歳で入所した女性の方による戦中から戦後にかけての最も食糧難の時代の証言記録です。
女性は、食事は水のようなお粥、腐ったような馬鈴薯。食べるために結婚し、入居した十坪住宅は6畳間に夫婦2組、トイレも一つ勝手場も一つ、布団を引くと隣の夫婦の布団と重なりあう生活。草でもなんでも食べアサリや魚を取って飢えをしのぎ、多くの入所者が亡くなりいつ同じになるかと思いながら暮らした日々。あんなに辛かったことは知らない、食べるのに一生懸命、食べることしか考えてなかった。と語りかけます。
このビデオを通して、強制隔離政策下の十坪住宅での生活がどのようなものであったのかを知っていただきたいと思います。
十坪住宅での暮らし 元入居者田中高江さんの証言